JAXA Repository / AIREX 未来へ続く、宙(そら)への英知
title静止軌道磁場の変化に伴う10MeVプロトンの異常増加
Author(jpn)小原, 隆博; 新田, 就亮; 八代, 誠司; 岡, 光夫; 塩田, 大幸; 一本, 潔
Author(eng)Obara, Takahiro; Nitta, Nariaki; Yashiro, Seiji; Oka, Mitsuo; Shiota, Daiko; Ichimoto, Kiyoshi
Author Affiliation(jpn)東北大学; Lockheed Martin; The Catholic University of America; University of California, Berkeley; 情報通信研究機構(NICT); 京都大学
Author Affiliation(eng)Tohoku University; Lockheed Martin; The Catholic University of America; University of California, Berkeley; National Institute of Information and Communications Technology (NICT); Kyoto University
Issue Date2019-01-31
Publisher宇宙航空研究開発機構(JAXA)
Japan Aerospace Exploration Agency (JAXA)
Publication title宇宙航空研究開発機構特別資料: 第15回「宇宙環境シンポジウム」講演論文集
JAXA Special Publication: Proceedings of the 15th Spacecraft Environment Symposium
VolumeJAXA-SP-18-009
Start page5
End page9
Publication date2019-01-31
Languagejpn
Abstract静止軌道での磁場の引き伸ばし(thinning)に伴い, 10MeVプロトンのフラックスが急激に増加した例が見つかった。磁気圏外・太陽風中では対応する10MeVプロトンの更なる増大が見られなかった事から, 10MeVプロトンの増加は,磁気圏内部のダイナミクスが関与した事になる。10MeV プロトンを観測したGOES13/15衛星の地方時は夕方で, プロトンの増加は, 磁場引き伸ばし(thinning)の開始から始まった。同じくGOES 衛星で計測している2MeV 電子のフラックスは, 磁場引き伸ばし(thinning)の開始で減少し, その後の双極子化(depolarization)で増加したが, 10MeVプロトンは, 双極子化(depolarization)では減少せずに, フラックスを維持した。一方, 朝側の地方時に位置していたDRTS衛星でも, 同じタイミングで10MeVプロトンの増加を観測した。GOES13/15及びDRTS衛星位置での10MeVプロトン増加に先立つこと3時間前, 太陽風衝撃波が地球磁気圏に到達した。この時, DRTS衛星は1~5MeVの太陽プロトンの増加を観測した。これらの1~5MeVプロトンは, その後, 半日に亘って静止軌道位置に存在していた。10MeVプロトンも, 衝撃波の到来とよって磁気圏に侵入したと考えられるが,エネルギーが大きい事から, 静止軌道位置には達せずに周辺に存在していた。そして, 磁場の引き伸ばし(thinning)が起きたことによって, 10MeVプロトンが静止軌道位置まで到達できたと考えると, 現象の説明は出来そうである。
Description会議情報: 第15回宇宙環境シンポジウム (2018年10月30日-31日. 東北大学青葉サイエンスホール), 仙台市, 宮城県
形態: カラー図版あり
Physical characteristics: Original contains color illustrations
Document TypeConference Paper
JAXA Category特別資料
NASA Subject CategorySpace Radiation
ISSN(online)2433-2232
SHI-NOAA1830019002
Report NoJAXA-SP-18-009
URIhttps://repository.exst.jaxa.jp/dspace/handle/a-is/908339


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