JAXA Repository / AIREX 未来へ続く、宙(そら)への英知

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タイトル陸域観測技術衛星2号 ALOS-2: 最先端LバンドSARによる高精度な地球観測を目指して
その他のタイトルAdvanced Land Observing Satellite-2 ALOS-2: High Resolution Observation of Earth using Advanced L-band SAR
著者(日)針生, 健一; 相良, 岳彦; 安藤, 聡祐; 岡田, 祐; 勘角, 幸弘
著者(英)Hariu, Kenichi; Sagara, Takehiko; Ando, Akihiro; Okada, Yu; Kankaku, Yukihiro
著者所属(日)三菱電機鎌倉製作所; 三菱電機鎌倉製作所; 三菱電機鎌倉製作所; 三菱電機鎌倉製作所; 宇宙航空研究開発機構
著者所属(英)Kamakura Works, Mitsubishi Electric; Kamakura Works, Mitsubishi Electric; Kamakura Works, Mitsubishi Electric; Kamakura Works, Mitsubishi Electric; Japan Aerospace Exploration Agency (JAXA)
発行日2011-09-25
発行機関など三菱電機エンジニアリングe-ソリューション&サービス事業部
Mitsubishi Electric Engineering
刊行物名三菱電機技報
Mitsubishi Denki giho
85
9
開始ページ27
終了ページ30
刊行年月日2011-09-25
言語jpn
抄録現在,(独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)の下,2013年度打ち上げに向け陸域観測技術衛星2号(ALOS-2)の開発を進めている。ALOS-2は前号機である陸域観測技術衛星" だいち"(ALOS)に搭載された合成開口レーダ(Synthetic Aperture Radar: SAR)が取得した様々な観測成果を踏襲しつつ,地球規模の災害状況把握に加え,国土管理や資源管理などの多様なニーズに利用を拡大したものである。ALOS-2はLバンドのSAR(以下"PALSAR-2"という。)を搭載しており,このPALSAR-2は高空間分解能化(レンジ分解能3m,アジマス分解能1m)・広域観測幅化(入射角8-70度で50km)・高画質/高機能化(広域での偏波観測や地表の変化抽出機能等)の性能向上を図ったものである。また,衛星バス技術に関しても,災害観測時のレスポンスを上げるための地上システムと協調した自律化自動化機能の充実を図っており,さらには,800Mbpsの高速データ伝送機能の追加や衛星間通信機能を持ち,様々なユーザーの多様なニーズに対応するために,運用性の向上を図った開発を行っている。 || 本稿では,この衛星システムが過去に開発したGOSAT(温室効果ガス観測技術衛星"いぶき")など,これまで培ってきた技術を最大限活用して,開発リスクの低減と信頼性の向上を図り,衛星バス構体設計でも様々な衛星に対応できるよう標準化設計されていることを述べる。また,PALSAR-2では,前号機である"だいち"に搭載されたPALSARからの機能を継承しつつ,分解能・画質・観測幅に関して飛躍的な性能の改善を実現していること,多様な観測モードを持っていることを述べる。さらに,この開発における衛星システム及びPALSAR-2の主な課題と解決策について述べる。
資料種別Journal Article
ISSN0369-2302, CODEN MTDNAF
NCIDAN00235191
SHI-NOAA0065037006
URIhttps://repository.exst.jaxa.jp/dspace/handle/a-is/17766


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