タイトル | 設計品質リスクを未然にあぶり出す新手法XCN(クロスチェック付きなぜなぜ分析) |
その他のタイトル | New Analytical Method XCN to Manage Risks of Quality during Early Design Phase |
著者(日) | 鶴田, 明三; 春名, 一志 |
著者(英) | Tsuruta, Hirozoh; Haruna, Kazushi |
著者所属(日) | 三菱電機株式会社先端技術総合研究所; 三菱電機株式会社 |
著者所属(英) | Advanced Technology R&D Center, Mitsubishi Electric Corporation; Mitsubishi Electric Corporation |
発行日 | 2015-03-20 |
発行機関など | 三菱電機エンジニアリングe-ソリューション&サービス事業部 Mitsubishi Electric Engineering Co., Ltd. |
刊行物名 | 三菱電機技報 |
巻 | 89 |
号 | 3 |
開始ページ | 199(49) |
終了ページ | 202(52) |
刊行年月日 | 2015-03-20 |
言語 | jpn |
抄録 | 製品設計・開発の初期段階で,手戻りや品質に関するリスク要因を見える化する新手法“XCN(クロスチェック付きなぜなぜ分析)”を開発した。設計・開発の初期段階で品質を高めるためには,顧客の使用条件や環境条件の機能への影響といった品質リスク要因を的確に見極める必要がある。品質リスク要因に対しては,対策を設計に織り込んだり,設計審査で対策の妥当性を審議したり,シミュレーションや試作での評価・検証の条件に採用したりできる。XCNの主な構成は,①“設計した機能が市場(使用段階)で働かなくなる”という想定をトップ事象とした“なぜなぜ分析”,及び②製品が曝(さら)される外乱(顧客の使用条件・環境条件)と,それによって製品の内部で発生・変化し得る内乱との組合せで構成される“チェックリスト”からなる。トップダウン思考の“なぜなぜ分析”とボトムアップ思考の“チェックリスト”の検討内容をクロスチェックすることで網羅性を高め,品質リスク要因の抽出漏れを高確率で防止する。さらに,全部品の分析を必要としないため分析の効率性が高く,詳細な部品表を必要としないため設計・開発の初期段階で活用できる先行性がある。また原因と結果の関係の可読性が高くレビューしやすいという特長を持つ。現在XCNの集合研修や説明会で,三菱電機の各製作所の設計部門,品証部門への展開を図り,設計・開発の段階での品質作り込みに活用している。 |
内容記述 | 形態: 図版あり Physical characteristics: Original contains illustrations |
資料種別 | Technical Report |
NASA分類 | Quality Assurance and Reliability |
ISSN | 0369-2302 |
NCID | AN00235191 |
SHI-NO | AA1540116012 |
URI | https://repository.exst.jaxa.jp/dspace/handle/a-is/557072 |