JAXA Repository / AIREX 未来へ続く、宙(そら)への英知

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タイトル超大型光学赤外線天体望遠鏡TMTのキーテクノロジー
その他のタイトルKey Technologies for Ultra Large Optical Infrared Astronomical Telescope TMT
著者(日)江崎, 豊; 加藤, 篤; 服部, 友哉; 仲尾次, 利崇; 猿田, 祐輔
著者(英)Ezaki, Yutaka; Kato, Atsushi; Hattori, Tomoya; Nakaoji, Toshitaka; Saruta, Yusuke
著者所属(日)三菱電機株式会社; 三菱電機株式会社; 三菱電機株式会社; 三菱電機株式会社; 三菱電機株式会社
著者所属(英)Mitsubishi Electric Corporation; Mitsubishi Electric Corporation; Mitsubishi Electric Corporation; Mitsubishi Electric Corporation; Mitsubishi Electric Corporation
発行日2016-02-20
発行機関など三菱電機エンジニアリングe-ソリューション&サービス事業部
Mitsubishi Electric Engineering Co., Ltd.
刊行物名三菱電機技報
90
2
開始ページ131(35)
終了ページ134(38)
刊行年月日2016-02-20
言語jpn
抄録TMT(Thirty Meter Telescope)は,国際協力の下,2024年の稼働開始を目指して米国ハワイ州のマウナケア山頂に建設する計画が進められている,口径30mの光学赤外線・次世代超大型天体望遠鏡である。TMTは,世界最先端の天文学研究に用いられて活躍してきた口径8.2mのすばる望遠鏡をはるかにしのぐ13倍の集光力と4倍の解像度を実現し,“月の上の蛍の光が見える”と例えられている。TMTによって,宇宙に最初に生まれた星“ファートスター”の発見や“地球外生命”の探索など,新しい天文学の研究分野を切り開くことが期待されている。三菱電機では,幅,高さともに50mを超え,質量も2,000トン以上となる巨大な望遠鏡の本体構造や,天体を追尾するために望遠鏡を駆動する架台駆動制御,分割鏡交換装置等の詳細設計を進めている。前例のないこれらの装置に対して,技術的難度が極めて高い要求性能や搭載機器とのインタフェース条件が規定されている。主要なものとしては,主鏡支持構造の姿勢変形の抑制,巨大地震に耐える免震構造,望遠鏡を精密に駆動して天体を捕らえ続ける高い追尾精度,1日10枚の分割鏡を交換する交換装置などの実現である。当社は,これらの技術的要求を達成するため,詳細設計と技術開発を実施してきた。
内容記述形態: 図版あり
Physical characteristics: Original contains illustrations
資料種別Technical Report
NASA分類Optics
ISSN0369-2302
NCIDAN00235191
SHI-NOAA1640001009
URIhttps://repository.exst.jaxa.jp/dspace/handle/a-is/563412


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