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タイトル広域地下水流動研究 年度報告書(平成11年度)
その他のタイトルTono regional hydrogeological study project annual report fiscal year 1999
DOI
本文(外部サイト)http://jolissrch-inter.tokai-sc.jaea.go.jp/pdfdata/JNC-TN7410-2001-008.pdf
参考URLhttp://jolissrch-inter.tokai-sc.jaea.go.jp/search/servlet/search?4020521
著者(日)小出 馨; 杉原 弘造
発行日2001-03
発行機関などJAEA
刊行物名JNC-TN7410 2001-008
開始ページ1
終了ページ112
刊行年月日2001-03
言語ja
内容記述核燃料サイクル開発機構・東濃地科学センターでは、地層処分研究開発の基盤となる深部地質環境の科学的研究を地層科学研究として実施している。この研究の一環として、広域における地質環境,特に地下水の流動特性と地球化学特性を把握するための体系的な調査・解析技術の開発を重要な研究課題として,「広域地下水流動研究」を平成4年度から岐阜県土岐市にある東濃鉱山およびその周辺域を研究開発の場として実施している。これまでに、約10km四方の研究実施領域を対象にリモートセンシング調査,空中物理探査,地上物理探査,地表地質調査,表層水理調査,試錐調査および地下水長期観測が実施されている。これらの調査研究により,表層地質の分布,花崗岩体の岩相(粒度・鉱物組成)の不均質性などの地質学的情報,花崗岩の透水性や地下水の水頭分布などの水理学的情報,花崗岩中における地下水の水質分布などの地球化学情報が蓄積されている。平成11年度においては,新規に深度1,000m級の試錐孔を2孔(DH-10,11号孔)掘削し,試錐孔を利用した各種試験,ならびに採取された飼料を用いた室内試験を実施した。また,表層水理定数観測および試錐孔を利用した地下水の長期観測を継続した。解析作業としては、試錐調査および空中・地上物理探査結果の取りまとめを行うと共に、地質構造概念モデルを構築した。また、水理地質構造モデルにおける地層の区分方法および境界条件の設定方法を検討するための地下水流動解析を実施した。さらに,試錐孔から採取した地下水の水質データ等に基づき地下水の水質形成機構を検討した。調査技術開発に関しては,部分保孔装置およびリバース三重管ワイヤライン工法の開発を終了した。その他の開発項目については,開発・改良を継続した。
著者所属: 日本原子力研究開発機構(JAEA)
資料種別Technical Report
URIhttps://repository.exst.jaxa.jp/dspace/handle/a-is/617598


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