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タイトルJASPER実験データ集(IV) -炉内貯蔵燃料遮蔽評価実験(IVFS実験)-
その他のタイトルJASPER Experimental date book (IV); In-vessel fuel storage (IVFS) experiment
DOI
本文(外部サイト)http://jolissrch-inter.tokai-sc.jaea.go.jp/pdfdata/PNC-TN9450-92-008.pdf
参考URLhttp://jolissrch-inter.tokai-sc.jaea.go.jp/search/servlet/search?4034603
著者(日)庄野 彰; 池上 哲雄
発行日1992-12
発行機関などJAEA
刊行物名PNC-TN9450 92-008
開始ページ1
終了ページ233
刊行年月日1992-12
言語ja
内容記述本実験データ集は,1986年に開始されたJASPER計画で企画された計8個の一連の実験の中の第4番目の実験として,1991年1月から約9ヶ月かけて米国オークリッジ国立オークリッジ国立研究所(ORNL)にて実施された炉内貯蔵燃料遮蔽評価実験(IVFS実験)の測定値,実験体系の寸法・組成データ,実験状況,測定システム等の情報を一冊にまとめたものである。作成にあたっては,ORNLから発行されたIVFS実験報告書の内容を基本とし,それに現地派遣から報告された情報を補足した。本実験は,大型高速炉でその採用が検討されている炉容器内燃料貯蔵設備(IVFS)について,その遮蔽特性を研究するために企画されたものである。IVFSの遮蔽設計では,その遮蔽効果と共に,IVFSに装荷される使用済燃料中での中性子増倍効果を考慮する必要がある。このため,本実験では,濃縮ウラン燃料ピンを装荷したIVFSモックアップを実験体系中に設置し,その後方で各種検出器により広範囲のエネルギーにわたる中性子測定が行われた。実験体系には,ORNLの遮蔽実験炉タワー・シールディング・ファシリティ(TSF)の放射線ビームをスペクトル・モディファイアによって高速炉径方向遮蔽体部の中性子スペクトルを代表するように変換したものが入射された。IVFSでの中性子増倍効果の評価に資するために,核燃料物質の量及び配置の異なる3種類のモックアップが実験に使用された。実験体系数は全部で26体系あり,そのうち日本側から提案したものが19体系,米国側から提案されたものが7体系であった。日本側提案体系は,B4 C層の厚さ及びその配置を変えた4種類の径方向遮蔽体模擬部と上記IVFSモックアップを組み合わせて構成された。また,炉容器内でIVFSより外側に位置する物質の影響を評価するための測定も行われた。米国側提案体系では、炉心上部のIVFS位置を模擬するために, 約1.8m厚さのナトリウム層の後方にIVFSモックアップが設置された。なお,JASPER計画は日米両国の液体金属冷却炉(LMR)現行設計内容の進展を支援することを目的として,米国エネルギー省(USDOE)と動燃事業団との協力関係の一環として行われている日米共同遮蔽実験である。
著者所属: 日本原子力研究開発機構(JAEA)
資料種別Technical Report
URIhttps://repository.exst.jaxa.jp/dspace/handle/a-is/618329


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