タイトル | FCA XVI-1及びXVI-2炉心における238Uドップラー反応度価値の測定と解析 |
その他のタイトル | Experimental study of 238U Doppler reactivity worth in FCA XVI-1 and XVI-2 cores |
DOI | 10.11484/jaeri-m-92-113 |
本文(外部サイト) | http://jolissrch-inter.tokai-sc.jaea.go.jp/pdfdata/JAERI-M-92-113.pdf |
参考URL | http://jolissrch-inter.tokai-sc.jaea.go.jp/search/servlet/search?2075647 |
著者(日) | 大井川 宏之; 岡嶋 成晃; 向山 武彦; 佐藤 邦雄 |
発行日 | 1992-08 |
発行機関など | JAEA |
刊行物名 | JAERI-M 92-113 |
開始ページ | 1 |
終了ページ | 36 |
刊行年月日 | 1992-08 |
言語 | ja |
内容記述 | 金属燃料高速炉を模擬したFCAXVI-1及びXVI-2炉心において、天然ウランサンプルのドップラー反応度価値をサンプル加熱法により測定した。金属燃料高速炉特有の硬い中性子スペクトル場においては、JFS-3-J2を用いたこれまでと同じ計算は、40.9keV以上の高エネルギー領域のドップラー効果を考慮できないため過小評価を招くことが判った。238Uの共鳴領域を149keVまで考慮しているENDF/B-VIを用いて計算値にこのエネルギー領域の寄与分の補正を加えたところ、金属サンプルで13%、酸化物サンプルで8%程度ドップラー反応度価値の計算値は大きくなり、金属燃料炉心の解析のためにはJFS-3-J2でも40.9keV以上のエネルギー領域での共鳴を取り込む必要があると考えられる。補正後のC/E値は0.6~1.0の間に広く分布しており、実験誤差を考慮しても依然として計算は実験よりも小さなドップラー反応度価値を与える。 著者所属: 日本原子力研究開発機構(JAEA) |
資料種別 | Technical Report |
URI | https://repository.exst.jaxa.jp/dspace/handle/a-is/618351 |