JAXA Repository / AIREX 未来へ続く、宙(そら)への英知

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タイトルImproved divertor confinement observed in JT-60
その他のタイトルJT-60において観測された改善ダイバータ閉じ込め
DOI10.11484/jaeri-m-91-195
本文(外部サイト)http://jolissrch-inter.tokai-sc.jaea.go.jp/pdfdata/JAERI-M-91-195.pdf
参考URLhttp://jolissrch-inter.tokai-sc.jaea.go.jp/search/servlet/search?2075501
著者(日)辻 俊二; 細金 延幸; 伊丹 潔; 久保 博孝; 西谷 健夫; 嶋田 道也; 小出 芳彦; 西野 信博; 杉江 達夫; 永島 圭介; 河野 康則; 内藤 磨; 中村 博雄; 吉田 英俊; 宮 直之; 永見 正幸
発行日1991-11
発行機関などJAEA
刊行物名JAERI-M 91-195
開始ページ1
終了ページ47
刊行年月日1991-11
言語en
内容記述改善ダイバータ閉じ込め(IDC)と呼ぶ現象が、JT-60の下X点配位で観測された。すなわち、ダイバータ部での放射パワーが加熱入力の50%にも達する遠隔放射冷却が実現し、かつエネルギー閉じ込めが20%改善した状態が、主プラズマでの不純物の蓄積を起こすことなく数秒間持続する。IDCとなる電子密度の閾値は、加熱パワーに対してほぼ比例し、安全係数を高めると下がる。トロイダル磁場の向きにより粒子循環のトーラス内外非対称性が変化し、閉じ込めに改善があるのは、イオンVBドリフトがX点に向いているときのみである。これらの観測事実は、セパラトリクス付近での衝突効果による粒子束の変化が改善ダイバータ閉じ込めの発生に絡んでいることを示唆している。
著者所属: 日本原子力研究開発機構(JAEA)
資料種別Technical Report
URIhttps://repository.exst.jaxa.jp/dspace/handle/a-is/618410


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