JAXA Repository / AIREX 未来へ続く、宙(そら)への英知

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タイトルウェステ-ジに対する距離の効果に関する試験とその検討およびリ-ク孔拡大(セルフウェステ-ジ)に関する一考察(小リ-ク・ナトリウム水反応試験研究 : 第7報)
その他のタイトルWastage and self-wastage phenomena resulting from small leak sodium-water reaction ; Studies of small leak sodium-water reactions(7)
DOI
本文(外部サイト)http://jolissrch-inter.tokai-sc.jaea.go.jp/pdfdata/PNC-TN941-76-27.pdf
参考URLhttp://jolissrch-inter.tokai-sc.jaea.go.jp/search/servlet/search?4028634
著者(日)鐘々江 真道; 橋口 功; 池本 一郎; 大内 義弘; 井上 設生; 堀 雅夫
発行日1976-03
発行機関などJAEA
刊行物名PNC-TN941 76-27
開始ページ1
終了ページ110
刊行年月日1976-03
言語ja
内容記述期間1975年2月1日sim1976年2月29日目的ノズル・ターゲット問距離を変えて実施した小リーク・ウェステージ実験より得られた結果およびこれまでの注水ノズルの金属学的観察より得られたノズル孔拡大に対する考察結果を報告する。要旨1.ウェステージに対する距離の効果に関する試験とその検討。本試験の主要条件は以下のとおりである。ナトリウム温度T/N480(circC)一定ナトリウム流速V/N約0.24(m/sec)一定ターゲット材質21/4Cr―1Mo材一定ノズル径D0.2,0.3,0.5,1.0,1.5(mm)ノズル・ターゲット間距離L5sim100(mm)L/D12sim400(一)注水率G0.07sim13.8(theta/sec)得られたウェステージ部の測定結果から,先づ次のことがわかった。1)L/D≒20sim30の処に最大ウェステージ率が発生する。2)L/D>20sim30の領域ではウェステージ部形状はピット型となりウェステージ率が1/Lに比例して減少する。3)L/D<20sim30ではウェステージ形状はトロイダル型となりウェステジ率がむしろ低下する傾向がある。4)本試験ではL/D>150の領域では,ウェステージは観測されなかった。また,ウェステージ断面曲線は次式のように正規分布曲線で表わされる。-=-oexp(―rtimes2/b)ただし,rは深さ-の処での半径,-oは最大深さでありbは注水率GとL/Dの関数で次式で表わされることが判った。b=1/5・L/D・G―方,ターゲット上に生ずるウェステージの広がりは,L/D>20sim30の領域ではG1/2(L/D)1/2に比例しており,注水率Gが一定の場合L/D>20sim30で最も小さくなりL/D>20sim20では逆に広くなることが判った。以上の結果を実機SGで小リークが生じた場合の評価に反映して2.3の考察を加えた。2.リーク孔拡大(セルフウェステージ)に関する考察これまで使用したノズル部の金属学的観察結果を基とし次の結論を得た。1)孔拡大は必ずNa側から生ずる。2)拡大によって失われた鋼体積と拡大の孔部空間体積の比をvとするとき,このVと仝注水量(g)の間には次の関係が成立する。V=Wtimes3times10-63)孔拡大によってリーク率が増大する時点(1次拡大完了点)では,孔径は初期孔径の約2倍になる。4)この1次拡大完了
著者所属: 日本原子力研究開発機構(JAEA)
資料種別Technical Report
URIhttps://repository.exst.jaxa.jp/dspace/handle/a-is/619278


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